先日、久々に深川に行きました。深川といえば東京の下町の一つとして有名ですよね。
深川を訪れた理由は「深川不動堂(不動尊)」と「富岡八幡宮」です。深川不動尊はお寺、富岡八幡宮は神社ですが、この2か所はとてもご近所です。なので、行くときはいつも2か所セットで参詣しています。
毎回、年の初めのほうに訪問しているのですが、今年は2月下旬というかなり遅めの時期になってしまいました。せめて1月中に行きたかった~!
ちなみに今年の初詣は神田明神に参拝しました。初詣で神田明神に行くのは初でしたが、年明けに行ったのでめちゃくちゃ列ができてて混んでましたね。でもたぶん、明治神宮とかよりはマトモなんだろうと思います。
わたしは神奈川県民なので鎌倉の鶴岡八幡宮によく行くのですが、ここも初詣のときはめっっっちゃ混みます。参道が広く長いので待機中に魂が抜けますね、、笑
というわけで、鶴岡八幡宮は時期に関係なく思い立ったときに参拝しています。近場の癒しスポットです(´∀`)
深川不動尊の護摩焚きが最高な件
それはともかく、深川不動堂!
深川不動堂は、千葉県成田市にある大本山「成田山新勝寺」の東京別院だそうです。成田山の別院はほかにもいろいろあるようですが、こちらは「深川のお不動様」と呼ばれているようですね。
成田山の別院って横浜の野毛(桜木町の近く)あたりにもあるのですが、こちらはまだ未訪問です。近くまで行ったけどイマイチ場所が分からなかった…!
成田山 東京別院 深川不動堂
「深川のお不動様」として親しまれている当山は、千葉県成田市の大本山成田山新勝寺の東京別院です。厄除け、交通安全、各種祈願は深川不動堂へ。
いまいちいいショットじゃなくてアレですが、正面はこんな感じです。
この左手にお堂(?)がありますが、俗っぽい表現で申し訳ないけどとにかく格好良いです。壁にびっしりと書かれた梵字がずごい。見ているだけで厳かな気分になりますね。
しかし声を大にしていいたいのはそこじゃない。
深川不動堂のなにがいいって、、
護摩焚きが最高に良い!!!!
【護摩とは?】
護摩(ごま、梵: homa, ホーマ)とは、インド系宗教において行われる火を用いる儀式。「供物」「供物をささげること」「犠牲」「いけにえ」を意味するサンスクリットのホーマ(homa)を音訳して書き写した語である。(出典:wikipedia「護摩」)
願い事を護摩木に書いて提出すると、護摩焚きで祈祷してもらえます。
ちなみに護摩木による祈願料は「500円」「700円」「1000円(護摩の時間指定可能)」など、意外とリーズナブル!
初詣に神社で絵馬やお守りを買うのと同じくらいでお値段で祈願が可能です。
しかもこの御祈祷のなにが素敵って、名前を呼んでもらえます。「心願成就 ●●どの」みたいなかんじに祈祷中に読みあげてくださるんですよね。なかなか震えます。
トランス状態になったら涙出てきた
宗教には詳しくないけど、護摩焚き中のお経のリズムはなんとも心地がいいです。燃え盛る火を見ながら耳に入ってくる音が良いんですよね。
護摩焚きを見ていると、なんだかぼーっとします。THE・変性意識状態っていうかんじなんです。トランス状態というやつですね。そういう意味では、瞑想をしているのと似た感覚かもしれません。たぶん信心深い人でなくとも、1度見たらハマるんじゃないかなあと思います。
この日はなんだかぼーっとしたあと…
まさかの涙がでてきた!!!(驚)
お経聞いて涙流すとかガチ勢みたいなかんじですが、別にそういうわけではないです。でもなんでか涙出てきた! いやはや、こういうこともあるんですね。
ハタから見たらヤベーやつかもしれませんが、涙を流すとストレス解消にもなるし、ちょうど良いかなとも思いました。
それにしても涙が出るとハッとしますね。「あ、最近涙流してなかったな」ということに気付くんです。
すこし前に「涙活」というのが流行りましたが、やはり定期的に涙を流すほうがイイのかもしれません。とりあえずスッキリします!
深川観光やお堂内も楽しめる
深川不動堂の護摩焚きは、毎日「9:00」「11:00」「13:00」「15:00」「17:00」に行われています。訪問時にちょうど時間があわなくても、少し待てば見られるのが嬉しいですね。
最寄駅は東京メトロ東西線の「門前仲町」ですが、駅からすぐなのでわかりやすいです。この駅を目印にして、東京下町ならではの深川めしなど楽しみながら近くを散歩すると、良い感じに暇つぶしもできるんじゃないかと思います。
また、護摩焚きを行うお堂の中も参拝経路があるくらい見所いっぱいです。干支ごとの神様に祈願するといったことも可能なので、意外と身近なところで興味がもてるんじゃないかな?と思います。
自分の干支の神様が気になる!という場合はこちらから調べられます。
この参拝経路は誰でも見て回れるので、その際に護摩焚きも一緒に見られます。なので、祈願料を払わないと見られないわけではないんですよね。
祈願とかはちょっと…という方でも、よかったら見てみてください。不思議と心が洗われるのでホントおすすめです!
ここまでいろいろ書いてきましたが、別に回し者でも営業でもないです笑
「大吉の聖地」富岡八幡宮にも寄ってみたものの
深川不動堂の護摩焚きを見てじーんと感動したあとは、歩いて3分もかからないであろうご近所の「富岡八幡宮」にも足を運びました。
富岡八幡宮へようこそ
「江戸最大の八幡さま」「深川の八幡さま」として親しまれている富岡八幡宮の公式サイト。深川八幡祭り、境内案内、行事日程、四季折々の模様を伝える社報を掲載。
富岡八幡宮は、わたしにとって「大吉の聖地」です。以前、3年連続でおみくじの「大吉」が出たんです。こんなことあるの!?と思ってビックリ! 他の神社ではこのようなことはありません。
偶然だとは思うけど、そういう経緯があって「富岡八幡宮に行けば良いことが起こる!縁起がいいはずだ!」と勝手に思い込んでいました笑
ところが…まさかの殺人事件勃発、、、
【概要】
2017年12月7日、富岡八幡宮第21代宮司(以下、A)が、神社近郊の路上で前々任の第20代宮司であった実弟(以下、X)に日本刀で斬りつけられ、殺害された。
Aが搭乗していた車の運転手も、共謀していたと思われるXの妻(以下、Y)などに追跡され、傷害を負ったが命に別状はなかった。
その後、XはYを神社敷地内で殺害した後、自殺した。
神社好きなうえ、富岡八幡宮によくわからん期待を抱いていたため、この事件はかなりショックでした。神社内での殺人事件としては、茨城県の鹿島神宮も記憶に残っていますが、富岡八幡宮のほうは内容が衝撃的すぎましたね。
凶器が日本刀とか、身内の紛争とか、姉のホスト通いとか…まるで小説の世界のようだなあと思って。だってなんかもう京極夏彦さんの京極堂シリーズとかに出てきそうなエピソードじゃないですか。もう榎木津とか絶対何か見えてるやつやん!って思いましたよね。
とにもかくにも、「現実は小説より奇なり」を実感しました。
そんなわけで富岡八幡宮に行くのはなんだか憚られたのですが、いままで手にしてきた数々の「大吉」のことがすうーっと頭をよぎり…いや、やっぱ行こう! ということで参拝してきました。
参拝者が多い時期じゃないし、平日だったし、人は少なかったです。それでもご朱印をもらいにきている方がいらっしゃいましたね。あとは神社好きそうなおじさんや、オシャレなカップルがいました。
静かな神社境内って落ち着いて良いですよね(´∀`)
ここの敷地にはベンチがあるので、しばらくぼんやり座っていました。こういう時間、なにげに大切ですよね。
3次元のリアルな情報に触れるのも大切だなと思う件
今回おみくじは買わなかったですが、久々に深川を訪問できて楽しかったです。そういえば最近、こういう「ぶらぶら街を散歩する」という機会が全然ありませんでした。神社好きなのに神社にもほとんど行かなかったですね。
今年はせっかく深川に訪問できたし、もっとこういう機会を増やしていきたいなあと思いました。去年とか本当に出かけなかったので、ガチひきこもりでしたしね!
ひきこもりでもネットで情報を得ていると楽しいし面白いのですが、去年そのような生き方をしていて「なにかが狭くなる」ことを実感しました。それは考え方なのか、心の寛容さなのか、よくわからないんだけど、なにかが確実に狭くなるんですよね。
単純なことだけど、やっぱり外に出なくちゃいけないんだなと学びました。しかも近所じゃなくて、少し新鮮な気分になれる場所。
そういうところで、3次元のリアル世界を肌で感じなきゃいけないんだ、と。最早ひきこもりあるあるですね笑
どこかを散歩したいという方がいらっしゃいましたら、深川を訪問してみてはいかがでしょうか。
とくに疲れている方とかストレスがたまっている方とか、護摩焚きで心をゴシゴシするのがおすすめです♪
ではでは、また、、