本のはなし

絶家の因縁!?「姓名の暗号」を読んだら自分の運命が過酷すぎてツラかった

2017年7月21日

こんにちは、もとみんです。

最近久々に読書習慣が戻ってきてアレもコレもソレも読みたくて困っているのですが、先日ある本のことを思いだして再読しました。それが「姓名の暗号 (幻冬舎文庫)」という本です。

「生命の暗号」という本も存在しているのでごっちゃになりそうですが「姓名の暗号」のほうです。

ざっくり言うと姓名判断の本なのですが、普通の姓名判断と違って自分のことだけでなく先祖代々のことが関わってきます。だからこれを読んで自分の名前を調べると、家系図を見ているような気分になるんですよね。

わたしが以前この本を読んだのはだいぶ昔のことでした。そのとき、ものすごく嫌な気分になったのを思えてるんです。けどなんでそんなに嫌な気分になったんだっけな…と思って、気になって本を入手しました。

 

で、再読したわけなんですが…

 

とりあえず生きる気力がなくなりました(笑)

一言で言って、怖い本です。。

 

「ああ~こりゃさすがに読後に嫌な気分になるわな…」とようやく納得できましたが、今回は前回ほどショックはなくて、むしろ内容に納得しすぎてしまって妙に面白い気がしました。

 

だから、面白い本でもあります!

 

あるていど歳をとって人生に諦めがついてくると「そうだよね…」って頷けるというか。わたしの場合、結果が散々だったためそう思ったのですが、いい結果の方なら興味深いのではないかと思います!

そんなわけで、今回はこの「姓名の暗号」について語ってみようと思います。

 

今回おはなしする本はコレ!

 

家は三代で繁栄し、必ず三代で衰退する

この本では「家三代の興亡の法則」というのがあって、「家は三代で繁栄し、必ず三代で衰退する」とされています。言葉で説明するのが難しいのですが、こんなかんじのことです。

 

【第一子魂の長男・長女】
一代目(興隆代)→ニ代目(継承代)→三代目(継承代)→滅!

↓ ※繁栄が下位の出生順位の家に移る

【第二子魂の次男・次女】
一代目(衰退代)→ニ代目(継承代)→三代目(継承代)→滅!

↓ ※繁栄が下位の出生順位の家に移る

【第三子魂の三男・三女】
一代目(興隆代)→ニ代目(継承代)→三代目(継承代)→滅!

 

ちなみにここで書いている「第一子魂の長男・長女」等は、現実の長男・長女等をあらわすものではないです。

たとえば自分が長男だったとして、父親がかつて他の女性との間に男女それぞれ子供をもうけていたとしますよね。そうすると現実的には長男なんだけど、魂(?)的には第三子ということになって、自分より上に男子が一人いるので自分は二番目の男子ということになる。

つまりこの場合、現実的には長男なんだけど、第三子魂の次男というふうになります。

現実の生まれ順と違う場合はなかなか両親に問うのは怖いものがありますね。ちなみに流産や堕胎なども含むそう。ますます聞きにくい…!

しかし問わなくても姓名から読み取れるようになっています。しかも、家族以外の子供の存在があった場合、それが父親と母親のどちら側に起こったことかもわかります。

「長男・長女が立たない家」というのがあって、その場合は最初の受胎した子は生まれなかったり生まれたとしても育たなかったりするそうです。

 

自分の名前を調べたら絶望しかなかった件

この本では「十二の基礎運」というのがあり、自分の名前からコレを調べることができます。興隆代・衰退代など、自分がどのポジションに生まれてきたかも分かるようになっています。

わたしの場合、曽祖父のこととか良く知らないのでそこまで遡れなかったですが、とりあえず自分の名前は、血系が絶たれる宿命の家に出るものだとわかりました。ヒィ~~~(;∀;)

ウチは姉妹なので女性しか生まれなかった時点でほぼ絶家フラグですけど、姉の名前には「婿養子運」があるようなんです。で、うちの祖母もじつは婿養子をもらってるんですよね。

出来心で調べてみたら祖母と姉の名前の型がめっちゃ似ててホント怖かった…!

この本によると、祖父母の代の因縁が孫の代に出るそうなんですよ。そういえば世間には「先祖がえり」とか「隔世遺伝」って言葉もあるくらいで、あながち嘘じゃないよな…なんて思いながら読みました。

とりあえず私の名前は、紹介されていた十二の基礎運の中で一番ダメなやつだったから(笑)絶望しかないですね♪\(^o^)/

「経済的にも愛情的にも苦労が多いからもう学問とか芸術で頑張ってください」みたいな内容で、「その学問とか芸術でも何にもなれなかったらどうなんのコレ…」って心の中で静かにツッコミを入れました。切ない…

 

しつこいようですけど、もう一度言います…

 

わたしの名前は、この本で調べると最悪なんです。

最も報われなさそうな内容なんです。

 

けど、わたしの本名って実は、

 

最高レベルに良い内容になるように姓名判断でつけられたものなんですよ!!!

 

さすが姓名判断でつけられただけあって、普通の姓名判断では調べても良いことしか書いてない! 悪いことはほぼゼロな内容!

それがどうでしょう、この本をみると最悪じゃないですか! どうですかこのギャップ!(笑)

良い運勢になるようにと両親が姓名判断の本を買ってつけた名前が、血系が絶たれる宿命の家に出る名前だったんですよ!? スゴくないですか!?

 

もう~怖ッッ!って思いましたよね!

姓名判断って奥深ぇ~!って思いましたよね!

統計学だったとしても面白すぎます!

 

「あの人」の後継者問題と繁栄する商品ネーミング

ところでこの本には「北○鮮の後継者は誰になるのか?」という項目があり、後継者について予測しています。2017年現在、既にその国は世代交代が終わっているわけですが、この本が刊行された2005年にはまだわからなかったわけですよね。

この本によると長男には養子相があり、「家を出て他郷で生きなくてはならなくなり無理して後継すると家が潰れる運命に」あるそう。

また次男の名前からは「長男の立てない家」ということがわかり、これは次男が長男に変わって家を継ぐという意味なのだそうです。そのため長男は知らず知らず排斥されるという…。

そして三男は、父親と出生順位が同じのため一番ぴったりと合っていて存命中に跡をたくすなら彼になると本にかかれています。

結果的に跡を継いだのは三男でしたよね。しかも長男は海外に縁が深かったですし、本の言う通りになっているので驚きました。

 

ちなみに小泉元首相の家系についても言及しているのですが、次の代が三代目になるので少し心配だと書かれています。

息子の孝太郎さん・進次郎さんともに活躍されているのでまったくそう思えないですが、継承という観点からするとどうやら三男の佳長さんが気になる様子。

三男についてはその当時認知していないということで話題になりましたよね。しかしかなり頭が良いと耳にしたような…。今後ちょっと気にして見てみたいなと思いますね!

また、小学館「DIME」の編集者からヒット商品のネーミングを占ってほしいと依頼されたという話も載っていて、これも面白かったですね!

ヒット商品のネーミングについてはそれ専門の本がいくつも出ていますが、それは姓名判断というより心理学に近くて、そちらも結構興味深いものがあるなと思います。しかし姓名判断でもしっかり結果が出るとは驚きです!

 

そんなわけで

読めば読むほど恐ろしいな~と思う「姓名の暗号」ですが、この記事をかいているうちに「血系を根絶するためにうまれてきたんだしそれにむかって自分ガンバロっ(^ω^)♪」みたいな気分になってきました(笑)

私事ですが、姉とはけっこう歳が離れてるしなんで両親はそんな相当時間が経ってからワシを生んだんだか疑問だな~と長年思ってましたけどそれはきっと根絶ディスティニー。ある意味納得です。

思わずBUMP OF CHICKENの「カルマ」(※ゲームのテイルズシリーズの曲だった)の「生まれた~意味を知る~」って歌詞が頭に流れましたね。

とはいえ、ペンネームとか本名以外の名前がある場合にはそちらも関わってくるようです。今この記事を書いている名前としてはもとみんなんですが、こちらだとそんなに悪くないのでまだマシかも!?

ちなみに「お金持ちになれる名前」「貧乏になる名前」についても言及されていたので、もし気になる方がいらっしゃったらぜひ読んでみてください。会社についても調べられます。

 

 

 

とりあえず「姓名の暗号」は怖いけど面白かったというハナシでした!

ではでは、、

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