こんにちは、もとみんです。
ここ1~2か月作業がたのしくて没頭していたのですが、とうとう魔の期間がやってまいりました。「何やってもうまくいかねぇ月間」でございます。
いやなことがある→ストレスがたまるからお酒を飲む→ちょっと飲んだだけなのに翌日頭痛になる→なくなくバファリンのむ→最初に戻る、これの繰り返しでございます。
わたしの数少ない友人のイケメンに「お前は酒飲みの印象しかない」と死の宣告を受けたわたしですが、とうとう酒にすら見放された次第です。旅に出たいです。
そんなわけで、今回は「モノクロチラリズムがセクシーだと思う」ということを書こうと思います。
1.洋服におけるモノクロチラリズム
そもそもモノクロチラリズムってなんだよってハナシなのですが、黒と白のカラーギャップにチラリズムが加わるとなんか色気が漂うような気がするという意味です。
たとえば…
女子高生のセーター姿!
濃い目のセーター×白シャツという格好をしている子いますよね。でも胸元がちょっとあいてる的な。個人的にこれは色気があるなぁと思います。ベージュのセーターを着ている人もいるけど、紺とか濃い色の方がセクシーなかんじがしますね。
スカートとソックスが黒系だとさらに最高!しまって見えるし、なんかこうよくわかんないけど良いんです!
あと男性なんですが…
現実にはほぼ無さそうなおはだけスーツ!
これすごく良いと思うんですよ! 女子高生のパターンと一緒で、濃いめアウター×白シャツの背後に肌色が見えるというところがポイント。
男性のみなさんにはぜひ無意味にスーツきたままはだけて欲しいと思います。個人的にはスーツより男子高生の制服の方が好きなので世の男子高生は無意味にシャツのボタンをはずしてほしいと思います。
これほんとセクシーなんですよ!(個人的に)でも現実的にはよっぽど酩酊してるとかじゃないとやらなそうですね(笑)
2.食べ物におけるモノクロチラリズム
洋服におけるモノクロチラリズムはもういろいろありすぎて語りつくせないのですが、食べ物部門でもモノクロチラリズムが映えている人達がいます。
たとえばこんな人達です。
一口食べなきゃ分からないドキドキチラリズム!
おにぎりは具のパターンがいっぱいあるのでアレですが、やはりここは昆布などをオススメしたいです。ふっくら白米を食べた先に現れる黒い昆布…いいですね~!
白いまんじゅうもなかなかいいです。こんな雪景色の北海道みたいな白い世界の中にまさかの黒い大地が出現。
おはぎはその反対で黒ずくめの中から白が表れるわけですが、もはや「赤ずきん」におけるオオカミのお腹あけたら中におばあさんがいましたよ的なかんじですね。
これらのモノクロチラリズムの良いところは、食べなきゃ中が見えないという部分です。こんなに必死に隠れてるのに一口カプッと食べたら「あっ、やばい、みつかっちゃった」的にチラッと見えてくるわけじゃないですか。中身が。
なんでしょうか、このそこはかとないいたいけなかんじ。しかもそれを食べちゃうわけですからね!これはもう背徳感が半端ないですよ!
わたしの中でセクシーと背徳感はけっこう同類項なので、これは「モノクロチラリズムはセクシーだと思う」の範囲ですね。
3.無機質なモノにおけるモノクロチラリズム
では普通の「もの」に関してはどうでしょう?
個人的に、これぞ!と思ったモノクロチラリズムはコレです。
四面楚歌?そんなん知るか!ぜったい負けない最強カリスマチラリズム!
そう…例えばオセロです。全部色を変えられてしまって負けるというパターンもあると思いますが、中にはこういう一つだけ残ってるパターンもあると思います。このパターンのスゴイところは、負けてるけど負けてないところですね。
もちろん勝負には負けてるし、ガチ四面楚歌だし、仲間は一人もいません。けどこの状況って「もう黒に変えられてしまうことは絶対ない」んですよね。そこがスゴイ!
この図をつくったとき、最初は「うわ~すごく悲しい…」って思ったんだけど、よくよく考えると逆なんじゃないかって気がしてきました。
美術の教科書を見るまでもなくみんなが体感的に知っていることだけど、カラーの使い方の中に「コントラスト(対比)」というのがあります。今わたしが語っているモノクロコントラストもそれですね!
で、その中でも「コントラスト(強調)」っていうのがある。これは上記のオセロのような状態のことで、一つだけ違う色をおくことでその色を強調するやりかたです。
それを踏まえると、このオセロで強調されているのは白の方です。なぜ強調する必要があるのか?それは、その色が絶対的な主役だからです。このオセロにおける白は一人ぼっちで負けているんだけど、圧倒的な主役なのです。
現実的にはマイノリティってすごく生きづらいし分かってもらえないし、社会的にけっこう不利なことが多いと思うんです。
けどたまに、「なにいってるかワケわかんねーけどなんかコイツすげえ!」ってマジョリティに対して思わせるような人がいて、そういう人が世の中の空気をかえることがある。そういう人のことを世の中ではカリスマとか言ったりする。
カリスマってけっこういろいろなシーンで使うと思うんですけど、わたしの中のカリスマは「誰か(社会や常識)の色に染まる(迎合する)ことはしない人」です。むしろ、「周囲を自分色に染めることができる人」です。
カリスマか否かの見極めとしていつも思うのは、仮にそのカリスマがこの世を去ってしまったとき後追い自殺しそうになる人がいるか否かです。
カリスマって宗教の教祖にちょっと似てると思うんですよ。この人が救ってくれたとか、この人がいるから毎日頑張れるとか、そういう「誰かの人生の支え」になってる。
もちろん、それが良いことなのかどうかは場合と程度によると思います。そういうマインドコントロール的なことを故意にしている悪い人も正直いっぱいいると思う。
ただ、それだけ見ず知らずの他人の人生に影響を与えるってスゴイことだと思うんですよね。だって「この人に人生変えられたんだ!」って思う側からしたら、もう青天の霹靂みたいなもんじゃないですか。
そういう崇拝的な感覚って陶酔感があると思うんですよ。で、陶酔感と官能的な感覚ってけっこうイコールだと思うんですよね。そう考えるとこの圧倒的な四面楚歌オセロもセクシーの一種だと思うんです!たぶん!
さいごに
いろいろ語ってみましたが、たぶんこの世にはまだまだいろんなモノクロチラリズムがあると思います。今回はモノクロ=黒+白として語ってみましたが、実際には中間色のグレーも仲間に入るかと思います。
グレーという色は、グレーゾーンという言葉もあるほどなので、白黒つけずに空気をよんで曖昧にしておく的なところがなんとなくあるように思います。ちょっと日本的なかんじですね。
絵描きさんにはおなじみの「グレースケール」という表現方法もけっこう人気がありますよね。ほんわかして温かみのあるかんじがなごみますし、あいまいにしておくことでなんとなく上手く見える場合もあるという(笑)絵描きとしてはそこがオイシイです!
けど個人的にはやはりパッキリした黒×白が好きでして、その「0か100か」みたいな最強コントラストにはなんかよくわからない美しさを潜んでいるように思います。
そんなわけでなんかまとまりないですけど、モノクロコントラストはセクシーで最高!っていうハナシでした!
ここまでお読みいただきありがとうございました(^o^)
ではでは、また!