本のはなし

「女子中学生の小さな大発見」に見る日常理科実験が面白い!

2017年12月30日

こんにちは、もとみんです。

今年はこのブログをもっと書きたいなぁと思っていたけど結果的にぜんぜん書けんかった…かなしい(;∀;)

でも2017年はあと2日あるのだぜ!

なにかできるはずだ!!!

…という気持ちをこめて、今回は今よんでいる本について書こうと思います。

 

女子中学生の着眼点が面白い!

いま、いくつか並行して本を読んでいるのですが、その中の1冊がこれです。 

 

今回おはなしするのはこの本!

女子中学生の小さな大発見 (新潮文庫)

 

この本は、理科の先生がかかれたもので、静岡雙葉中学校一年の女子中学生の理科レポートをまとめたものだそうです。

この本、たしか今年ネットで話題になっていましたよね?

発行年はけっこう前なのに今話題になるってところがすごいなぁと思うんですが、読んでみるとたしかにおもしろい!

そして…

 

着眼点がすごい!

 

理系の方だったらどれもすぐ答えのわかることだとおもうんですけど、まずこういう実験をやろうと思った発想とか、なんでだろう?って疑問に思ったことそのものが面白いなぁって思って!

 

Hさんは、10円玉を温泉のお湯で煮てみました。箱根のお湯ではキレイになり、下田のお湯では黒くなりました。山梨県の西山温泉のお湯ではぶつぶつの模様ができました。

 

これとか面白いですよね。

いろんな温泉で比較してみようなんて思ったことなかった!

 

Yさんは、お正月にすごろくをやった時、あと1つの1がなかなか出なかったので、何回やったら出るのか調べました。たくさん振るほどどの目も同じ回数出るようになり、500回ではどの目も83回か84回になりました。

 

これは理科っていうか数学の確率のはなしですよね?

たくさん回数を重ねれば確率はだんだん均等になるっていうのは知識的に知ってるけど、それを実験するっていうところがいいですよね! 計算でだすより実際自分でやった方が「おお~!」て思うような気がします。大変そうだけど!

 

ところで、確率について疑問におもうことがあるんです。

世の中にはいろんなギャンブルがあるけど、そのなかでも宝くじはめっちゃ確率が低いと聞きます。ほぼ絶対損するってわかってるのにどうしてみんな宝くじを買うんでしょうか…?

例えば5000円分買って、3000円分当たったら「おーあたった!ラッキー!」って思うけど、現実問題2000円分は損してますよね?

当たったことはラッキーだけど資産へっとるやん!って思うんですけど、2000円分は夢をみた代金ってことなんでしょうか?

 

うーん、難しい…

確率も難しいけど人間の心理も難しい…

 

Eさんが、お風呂場でゴキブリにリンスをかけたら動かなくなりました。人間が滅びても生き残るというゴキブリが死ぬリンスで、人間が髪の毛を洗っているのは、何だか不思議だそうです。

 

これとかドキッとしてしまう内容ですね!

添加物系はけっこういろいろ言われてるけど、気を付けて無添加のものを選んでいる人以外はなんだかんだ気づかない内に摂取してることがおおいんじゃないかと思います。

でもほんと不思議ですよね…

だって化粧品とかも石油つかってるし…ストーブとかにとぽとぽ石油をいれていると「これを摂取してるのかぁ」とか不思議な気分になります。

 

余談だけどケミカルクッキングが怖くて面白かった件

そうそう!

添加物といえば、BSスカパー!(※現在は放送終了)の「BAZOOKA!!!」という番組で、以前「ケミカルクッキング」というのをやってたんですよ! これがもうブラックコメディみたいで面白くて! 

どういう内容かというと、コンビニで売ってるお弁当を化学品だけで作るっていう内容だったんです。

 

えーそんなことできるの!?って思って見ていたら本当にできてビックリ!! 肉なんてどこにもないのにハンバーグができましたもんね!!

それ以外のおかずも本物じゃない薬品だけでささっとできちゃって、これを食べてるのかっていう衝撃がすごかった(笑)

 

この際体にいいとか悪いとかはおいといて、本物じゃないのに本物ソックリにできるってすごいですよね。

それを作り出してるのは正に理系のひとだし、世の中はほんと理系でできてると思う。世の中の仕組みを作ってますよね。

結果、理系すげー!!!って思いました(笑)

 

理系知識がほしい文系のつぶやき

かつては文系のほうがコミュニケーション能力が高くて…的なことをいわれていた時代もあったけど、いまはスーパーサイエンスハイスクールとかもあるし、子供の習い事でもプログラミングが人気だというし、だんだん理系優位になってると思います。

 

 

わたしは超文系で、高校の中盤から理系科目とおサラバしたのでいまでも理数系がさっぱり理解できません。それ以前に理数系科目が必修だったときも、ふつうに赤点とってて内容を理解できませんでした…おわってますね(笑)

だけど今になって、話とか考えてると、やっぱ理系知識が欲しいなぁって思うときがあります。理数系の知識ってたぶん、根拠があるんですよね。だから話に組み込むとめっちゃ説得力がでる!

シュタゲみたいなタイムリープネタとか大好きなんだけど、物理がわからないとちゃんと書くことすらできません。理系知識って大切だなぁと思うきょうこのごろです。

ただ答えが出ない問題を延々考えるのも好きなんですよね…
そういうところが文系なんだな…

かなしいサガです…(笑)

-本のはなし