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織田信長の城と足跡をたどる!1泊2日の聖地巡礼歴史旅in愛知(1)名古屋城・万松寺・清州城・清洲古城址

2019年6月5日

 

清州会議でも有名!20代になって引越しした「清州城」 

清州城

 

つぎは清州会議でも有名な「清州城」です。信長は那古野城からこの清州城に拠点を移して大改修を行うと、約10年この城に住みました。

信長の戦いといえば天下統一の第一歩となった「桶狭間の戦い」が有名ですが、桶狭間に向かうときもこの城から出陣しています。

清州城はやや小ぶりで、シンボル的に建てられた雰囲気がありますね。一応調べてみたところ、現在の清州城は平成元年に旧・清洲町の町制100周年を記念して建てられた模擬天守ということです。当時の資料がないため、規模自体も不明なのだとか。

当時は一体どのような天守閣だったのか気になりますね!

 

清須城からの風景

 

天守閣からの景色はこんな感じです。4月なので川沿いに桜が咲いてて素敵でした!

わたしが訪問したときはちょうど桜まつりみたいなのが開催されていて、川に沿って屋台なども出ていました♪ いいですよね~お祭り! 旅先のお祭りって本当に幸せな気分になります。

ウチの地元は再開発で商店街が消滅してしまい、それ以降、昔懐かしいお祭りがなくなってしまいました。駅前で催し物はやっているけど、なんかイマイチ違うんですよね。

何がどう違うのかわからないけど、少なくとも「行きたい!」って心がワクワクしない。ワクワクするお祭りがいいですね、やっぱ。

 

清須城のシャチホコ

 

清州城の天守閣にのぼると、最上階に金のシャチホコがいました。清州城内の展示物はおさわり禁止なんですが、このシャチホコはおさわりOKでした。触ると幸運になるとか願いが叶うとか書いてあったような…? もちろんわたしも触りましたw

清州城へのアクセスは名鉄です。清州市なので、名古屋市から離れてしまうのだけど、電車がわかりやすいので迷わなかったですね。そういえばこの名鉄本線にのっているとき、ものすごく外国の人が多くて驚きました。

愛知県自体、歴史とかの関係もあって外国人が多いみたいですが、この電車の車両ほとんど外人さんだったんですよね。日本人ワシだけかい!ってレベルで不思議なかんじでした。

って話がそれてしまったけど、新清洲駅からはやや歩きます。うっかり迷子になってしまうと困りますが、清州城は川沿いにあるので、川沿いの道を目指せば間違いありません。

 

清州城広場ってレンタルできるの!?

 

あとぜんぜん関係ないんですけど、これ↑清州城のパンフレットに載っていた、会館や広場のレンタル料金です。清州城広場多目的広場が無料ってすごくないですか!?

前に岡崎城(家康がうまれたお城)にいったとき、岡崎城のある公園内の建物で若者がライブをやってましたけど、清州市から羽ばたきたいアーティストもここでライブやったらいいんでは!?っていう気分になりました。音楽とかはダメなのかな?

 

  • 公式サイト:清洲城
  • アクセス:名鉄本線「新清洲駅」徒歩約15分
  • 入館料:大人300円
  • 開館時間:天守閣9:00~16:30
  • 定休:年末、月曜(祝日・振替休日の場合は翌日)

 

清洲古城趾(清洲古城趾公園)

「清洲古城址の碑」

 

清州城の近くに「清須古城跡公園」という公園がありますが、この中に「清洲古城址の碑」があります。もともと清州城はこちらに位置していたようです。

清州城の手前にかかっている橋をわたってすぐのところにあるので、距離的にはそんなに遠くないですね。

 

 

公園内には信長を祀るお社もあるとのことで、園内をてくてく歩いていくと…

 

 

お社らしきものを発見!!!

信長の銅像もあるらしいのですが、そちらは発見できませんでした。一体どこにあったのだろう…?

 

タイムリープしてきた少女が最高だった件

先ほども書きましたが、わたしが訪問したとき清州市では桜まつり的な催しをやっていました。そんなわけで老若男女けっこう人手が多かったんです。

で、おそらくそのお祭りの関係で清州城そのものも入場者が多かったんですね。だから地元の方と思われる家族連れも多くて。

わたしは神奈川から観光にやってきたものだから、それはもう清州城の展示をなめるように見ていたんですよ。しかも信長だからかなり興味深かった。そりゃもう眉間に皺を寄せるくらい本気モードで展示を見ていたんです。

お城って甲冑とか刀とかいろいろ展示してありますけど、清州城の場合は1階に等身大サイズと思われる信長の人形(リアルなやつ)がおかれていたんですね。等身大パネルとかじゃなくてもう普通に人形なんですよ。

へ~こういうの置いてあるってお城にしては珍しいなあ~なんて思いながら通り過ぎた。

そうしたら…わたしの後にその人形を見た小学校低学年くらいの女の子が、お母さんにこう言ったんです。

 

「お母さん、これスゴいね!」

「そっくりだよ!!!」

 

きみは1500年代からタイムリープしてきたんかーい!!!!(ツッコミ)

 

お母さんはフツーに「そうね~」と流してましたが、もうわたし面白すぎて必死に笑いをこらえました(笑) 

ソックリだよって、キミは本物を見たことがあるんかーいッ!!!と心のなかでツッコミをいれたのは言うまでもありません。

これって子供だからこそ言える言葉ですよね。大人になると知識が邪魔してこういう純粋な言葉は出てこないはず、、

 

………はっ!

良く考えたら子供って、サンタさんを信じてたりしますよね。じゃあ信長のような大昔の人間の存在はどういうふうに認識しているんだろう??

サンタさんだって基本は目に見えないし概念だけの存在…そういう意味では史上人物も同等といえますよね?

昔の人だって頭でわかってても、もし目の前に「ワシは信長だぞ」って現れたら信じそうな気がする……あ~モニタリングでやってみてほしい!!!

 

そういえば清州城の展示のなかには、漫画家・原哲夫さんが描かれた信長イラストも飾られていました。これがもう~イケメンなんですよ!

とくに禁止されていなかったので写真撮影OKだと思うのですが、著作権的にどうなのかな?と気になって撮らずに帰ってきてしまいました。撮ればよかったかも…!?

 

つぎは桶狭間古戦場と小牧城に突撃します

そんなわけで、ここまで名古屋城・万松寺・清州城・清洲古城址について書いてきました。旅の記録はまだすこし続くのですが、あまりに長くなってしまったので、続きはまた次回にしようと思います。

残りでは主に、「桶狭間古戦場」と「小牧城」、あと「熱田神宮」についても書きたいなあと思います。

ではでは、また!

  

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