育児

【1歳の寝かしつけ】寝る前に遊んで動き回って眠らなかった子供が、すんなり寝るようになったハナシ

こんにちは、もとみんです。

現在、がぜん自我が出てきた1歳児とともに、笑って泣いて疲れ果てて魂が抜かれる毎日を過ごしております。

子供のことって「これはどうしたらいいんだ?」という悩みが尽きないですよね。子供はみんな性格も気質も個性も違うし、育児には正解がない。世の先輩ママさんたちの前例を参考にするも、わずか当てはまらない部分があると「これはどうしたら!?」と悩みます。

 

約一か月前、特にわたしが悩んでいたのは、寝かしつけについてです。

ようやく1歳をむかえた子供が、パワーアップしたのだかなんなのか、

 

お風呂のあと、寝る前に遊んで動き回り、ちっとも眠らなくなったのです。

しかも2時間も!!!

 

正直、毎日2時間の寝かしつけはしんどかった…!

悩みを相談したところ、「そこまで寝ないことはない」とのことで、あれ、もしかしてウチだけ?生活習慣が悪いのかな!?と落ち込みました…(笑)

しかしこの問題もなんとか解消したので、今回は覚書も兼ねて、寝る前に2時間も遊びまくって寝なかった子供がすんなり寝るようになったポイントについて書こうと思います。

 

寝る前に子供が遊ぶようになったキッカケは「一人寝」

いま思うと、子供が寝る前に遊ぶようになったのには、あるキッカケがありました。それは。寝かしつけの方法の変化です。

それ以前まで、寝かしつけでは必ず抱っこをしていました。新生児期~8か月くらいまでは横抱き、おすわりができるようになってからは縦抱きでした。

しかしそのうち縦抱きも嫌がるようになり、泣いたりぐずったりしてなかなか寝ないこともあったので、「抱っこなしで一人で寝てもらおう」という方向にシフトしました。

世の中には「ネントレ」という一人寝のトレーニングがありますよね。これ、ずっと気になっていたんですが、泣いているのを放置するという部分が自分のメンタル的にしんどくて、結局実践せずにここまできてしまいました。

そんなわけで、すこし遅くなったかもしれないけど、今からネントレだ!という気持ちで、抱っこしない一人寝の練習を始めたんです。

 

寝る前のルーティーン作りで撃沈!

ネットで調べたところ、寝る前にルーティーンをつくると良いということだったので、絵本を読んで添い寝することにしました。

ところが……も~この時点で無理!

 

そもそも、じっと横になってくれない!

すぐにハイハイしてどっかにいってしまう

 

絵本を読もうとしてもどっかに行ってしまうし、添い寝しようにも布団に横たわってじっとできないので、「寝る前のルーティーン」の実践そのものが難しい状況でした。

なんとか横たわらせようとすると、こちらの腕を払ってハイハイしてどっかに行ってしまう。それを止めて元の位置に戻そうとすると、これまたこちらの制止を振り切ってどこかにハイハイしていく…もうこれの繰り返し。ネバーエンディングストーリー。

寝る前のルーティーンをこなそうとしたって、1回も実践できない状態では習慣化なんて夢のまた夢です。

 

悩み悩んでネット検索したところ、同じ悩みを抱えたママさんの対処法には、「寝る前に絵本の読み聞かせる」「飽きるまで遊ばせる」などがありました。

前者はすでに試して無理だったから、もう後者を試すしかない……!

そんなわけで、「飽きるまで遊ばせる」を実践すべく、とにかく子供が眠るまで自由に遊ばせて、様子を見ることにしました。

しかし……これが2時間遊んで動き回る原因となったんです。

  

2時間のあいだに子供がやっていたこととは?

では、2時間ものあいだ子供はなにをしていたのかというと、具体的には以下のようなことをしていました。

 

  • おもちゃ同士を叩いて音を鳴らす
  • ガラガラであそぶ
  • ドアや壁をドンドン叩く
  • おしりふき・手口ふきなどを棚から全部落とす
  • 机やタンスで伝え歩きをする
  • 部屋の隅にいき、振り返ってはこちらの様子をうかがう

 

とにかく困ったのは、夜なのに音がガンガン鳴る行為をたくさんすることでした。本当に響くし、ご近所にも迷惑をくけてしまいました…。

おしりふき・手口ふきなどを落とすのも、わたしが元に戻すとこれまた1から全部華麗に落とし、かれこれそれを10回セットほどリピート。

しかし、それはだめだよ!と言っても止まらない。なんとか制止してもまたやる。ネバーエンディングストーリーふたたび。

 

そしてこの頃、ちょうど伝え歩きができるようになったタイミングだったので、手を引っかけるところがある机やタンスなどは絶好の遊び場に変身していました。

だから本人としては伝え歩きしたくてたまらなかったのだと思います。普段のテリトリーであるリビングとはまた違う感覚で、テンションあがるぜ!と思っていたのかもしれません。

そんなわけで、そのつど制止しているこちらはもうヘトヘトです。体力がついていかない!腰がヤバイ!!

 

こういうのを約1~2か月間続けましたが、さすがに毎日2時間つきあうのはツラすぎて、ついに「このままじゃだめだ!」と一念発起しました。まあ、この時点ですでに遅いよ!ってかんじなんですが…

そしてこの一念発起が、すんなり眠るようになるキッカケとなったのです。

 

これで眠れるように!就寝前に遊ぶ子供への対処法

じゃあ実際にはどんなことを行ったのかというと、内容としてはけっこう簡単なんです。思えば、なぜ今までこれをやらなかったのか?と疑問になりましたね。

 

対処法その1:カラーボックスの配置を変え、中身を見直す

我が家では、おしりふきや手口ふきをカラーボックスに積んでおり、ドアの近くに配置していました。

子供はこのカラーボックスを目掛けてハイハイしおしりふきなどを床に落とすので、まずはこのカラーボックスをハイハイで行きづらい位置に変えました。

もちろん、中に積んでいたおしりふきなどもほかの場所に移動です。

 

対処法その2:オモチャをすべて片付ける

ガラガラがあれば鳴らしてしまうし、人形があれば引っ張って遊んでしまう。プレイジムがあればそれにつかまり立ちしてしまうので、オモチャ類はすべて片づけました。

正直、これは心が痛かったです…。

何しろ、それまでは寝室にオモチャがあっても適度に楽しそうに遊んでいたんです。それでも普通に眠れていたんです。ずっとそれが普通だったし、うちでは生後2か月ごろから寝室にオモチャやプレイジムがありました。

まったくオモチャがないなんて暇すぎてツライのでは…と思いましたが、心を鬼にして一掃!

 

対処法その3:身体をホールドし、ハイハイを全力で止める

ハイハイでどこかに行ってしまうと、そのつど追いかけて制止して布団まで連れ戻して…というリピート地獄になってしまいます。そのため、ハイハイ自体を阻止しました。

どこかにいこうとしたら、即刻からだをギュッと抱きしめる! そして遠くへの移動をとめる!

布団内ですこし移動する分には問題ないですが、あきらかにどこかに遊びにいこうとしているな…というときは即刻からだをギュッ!!

 

対処法その4:ゴロンゴロンすることを推奨する

すぐに眠らなくても、とにかく布団に横になってほしい。そう思っていたので、「ごろんごろんしよう~」と言い続けました。

実際に自分もゴロンゴロンと布団の上で寝転んでお手本をみせます。それに子供がのってきたら、心のなかでガッツポーズ!

ゴロンゴロンすることに慣れてくると、自分から自然とゴロンゴロンするようになりました。

すぐに寝なくても、とにかく横になる。それがやがて、布団では横になって眠るんだな、という認識にかわっていきます。多分。

 

対処法その5:お気に入りの絵本を読む

我が家には絵本が5冊くらいあるのですが、そのなかでも子供がとくに好きな本がありました。

それまでは日中にすべての絵本を読んでいたのですが、いちばん好きな本だけは寝る前に読むようにしました。

これにより、最初はじっとしてくれなかった我が子も、寝る前の絵本タイムではそれなりに耳を傾けてくれるようになりました。

 

対処法その6:遊びには付き合わない、相手をしない

ハイハイで遠くにいきこちらを振り返るという行動をしていた子供は、だいたいニコニコ笑顔でした。あきらかに親の反応を楽しんでいるなあというかんじです。

「こら~」と追いかければキャッキャッと楽しそうにするし、「だめだよ」と言えば笑顔でもっとやります(笑)

結局、子供につきあってはいけないんですよね。相手をしない、反応しない。これがポイントですね。

でも、これも個人的にはけっこう胸が痛かったです。

期待をこめてこちらを振り返るのに、こちらは無反応のまま……これをやると、子供の表情がみるみるうちにつまらなそうになっていくのがわかるんですよね……なんか悲しかった!

 

対処法その7:寝たふりをする

もっとも効果があるなと感じたのはこれです。

我が家では寝室で「私・子供・夫」というかたちで3人で寝ているのですが、両脇にいる両親が寝てしまうと自然と相手をしてもらえなくなるので、子供もあきらめて眠るようになります。

個人的には、起きているけど無反応を返すよりコチラのほうが良いなあと思います。

ただこれの難点としては、こちらが本当に寝落ちする確率が高いということです。さいきんは子供より先に寝落ちる率が高くなっているような……!?

 

すんなり眠るようになるまでの期間は?

子供がすんなり眠るようになるまでには、ある程度の期間が必要でした。

育児日記を見返してみたところ、先述した対処法を試し始めてからすんなり眠るようになるまで、約1週間かかりました。抱っこしない一人寝の練習を始めてからだと、およそ2か月です。

この数字をみたとき、ああ、なるほど、とちょっと納得してしまいました。というのも、新しい習慣が身に着くには、約2カ月かかるという話をきいたことがあったからです。

気になって調べてみたところ、下記の記事で66日という数字が出ています。となれば、約2か月ですよね!

 

 

もちろん個人差はあるだろうし、習慣化する内容によってかかる時間は変わってくると思います。

我が家の場合は約1週間かかりましたが、思いのほか早く習慣づいたのでホッとしました。そして、なんでもっと早い段階でこうしておかなかったのだろうとちょっと後悔も…(笑)

しかし、こういうトラブルも一つの貴重な育児経験ですよね! というわけで、一件落着!!

もしかしたらまた暴れまくる日がくるかもしれないけど、そのときになったらまた悩もうと思います♪

ではでは、また!

 

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